2010年6月5日土曜日

mentalrayでワイヤーフレームをレンダリングする

Contour_00



Contour_01



mental rayを用いたレンダリングでワイヤーフレームを描く方法。
ワイヤーフレームのみ描画する事も、通常のレンダー画像に重ねる事も出来る。

1.モデルに任意のマテリアルをアサイン、そのマテリアルのアトリビュートを開く
 マテリアル名横にあるOutput Connectionボタン(□右側に▲)を押し、
 Shading Groupsのアトリビュートに変更する(~SGというタブが開く)
 
Contour_02
 
 

2.
アトリビュート内[mental ray]枠内の[Contours]にある、
 [Enable Contour Rendering]にチェックを入れ、
 [Color][Alpha][Width]でそれぞれラインの色・透明度・太さを設定する。
 
Contour_03
 
 

3.[Render Setting]
を開き、[Render Using][mental ray]に変更



4.[Contours]枠内を以下のように設定する([Contours]は2011では[Features]タブ内)
 ・[Enable Contour Rendering]にチェック
 ・ワイヤーフレームのみ描画したい場合は[Hide Source]にチェックを入れる
 ・[Draw By Property Difference]枠内の
  [Around silhouette(coverage)] ・・・オブジェクトのアウトライン描画
  [Around all poly faces]に      ・・・全てのフェイスのアウトライン描画
  にチェックを入れる。
  その他のチェック項目については必要に応じて使用する。



5.ラインを滑らかにしたい場合は[Render Setting]の[Contours]枠内、
 [Over-Sample]の数を上げ、その後必要に応じて
 [Filter Type][Filter Support]を調整する。
 
Contour_04
 
 

このレンダリング方法では、たとえマテリアルの透明度を100%にしたり、
useBackgroundシェーダーを使用しても、ジオメトリ的陰面のラインは描かれない。
サーフェース自体は透明に出来るので、エッジ描画がポスト処理であるためと思われる。



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