mental rayを用いたレンダリングでワイヤーフレームを描く方法。
ワイヤーフレームのみ描画する事も、通常のレンダー画像に重ねる事も出来る。
1.モデルに任意のマテリアルをアサイン、そのマテリアルのアトリビュートを開く
マテリアル名横にあるOutput Connectionボタン(□右側に▲)を押し、
Shading Groupsのアトリビュートに変更する(~SGというタブが開く)
2.アトリビュート内[mental ray]枠内の[Contours]にある、
[Enable Contour Rendering]にチェックを入れ、
[Color][Alpha][Width]でそれぞれラインの色・透明度・太さを設定する。
3.[Render Setting]を開き、[Render Using]を[mental ray]に変更
4.[Contours]枠内を以下のように設定する([Contours]は2011では[Features]タブ内)
・[Enable Contour Rendering]にチェック
・ワイヤーフレームのみ描画したい場合は[Hide Source]にチェックを入れる
・[Draw By Property Difference]枠内の
[Around silhouette(coverage)] ・・・オブジェクトのアウトライン描画
[Around all poly faces]に ・・・全てのフェイスのアウトライン描画
にチェックを入れる。
その他のチェック項目については必要に応じて使用する。
5.ラインを滑らかにしたい場合は[Render Setting]の[Contours]枠内、
[Over-Sample]の数を上げ、その後必要に応じて
[Filter Type]と[Filter Support]を調整する。
このレンダリング方法では、たとえマテリアルの透明度を100%にしたり、
useBackgroundシェーダーを使用しても、ジオメトリ的陰面のラインは描かれない。
サーフェース自体は透明に出来るので、エッジ描画がポスト処理であるためと思われる。
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