2010年5月7日金曜日

Maya2011 BonusTools 配布開始

Bonustools01



一昨日からThe AreaサイトにてMaya2011用のBonusToolsの配布が始まったので、
さっそくインストールしてみた。
 
私は問題なく入れることが出来たが、内外問わずインストール失敗の報告がある様子。
最近のバージョンでは試していないがそもそもWindowsVista以降、
普通にインストール出来ない不具合があったのだが、それは改善されているのだろうか?

うまくインストールできなかったら、過去記事のインストール手順がおすすめだが、
成功しなかったとの報告もあり、この手順も完全ではないらしい。


Maya2011BonusToolsのダウンロードはこちらから
(ダウンロードにはThe Areaへのログインが必要です)


さて、今回のBonusToolsでの新機能はHelpによると、
"Auto Unwrap UVs Tool" というUV展開ツール1つだけ。

展開方法などを設定後、開くエッジを選択し実行するとUVが展開される。
各設定の内容をわかる範囲でメモ。(誤訳あるかもしれないので参考程度に)
 
 
【Auto Unwrap UVs Tool】
 【UV Shell Creation】
   [Uniform Face Method]・・・UVスペースでのUVの各フェイスを、同じサイズにする
   [Proportional Face Method]・・・3D空間上のサイズに沿って、各フェイスをスケーリング
   [Basic Unfold]・・・シンプルなアルゴリズムを用いてUVを展開する
   [Advanced Unfold]・・・特定の軸を基準に、対称を考慮しつつ展開する

   [Initial Projection]・・・ Advanced Unfold使用時のみアクティブになる。軸の指定。

 【UV Shell Layout】
   [Uniform Fit]・・・UVが0~1のUVスペース内で歪みのないレイアウトになる
   [Stretch Fit]・・・UVが0~1のUVスペースに合うようスケーリングされたレイアウトになる
   [Proportional Fit]・・・3D空間上でのサイズに基づいて、他の既存UVにサイズを合わせる
   [None]・・・UVスペースでサイズを全く変更しないレイアウト

 【Display Settings】
   [Use Test Pattern Shader] チェッカーパターンのテスト用シェーダをアサインする
   [Set Edge Color to Red] - 展開したUVのエッジを赤く表示する
   [Isolate Select Object/Faces] - 選択されているオブジェクト・フェイスのみを表示する


以前サンプルで作ったうねったパイプでこの機能を試してみたが、綺麗な長方形にUV展開
された。人物モデルなどにどの程度有効かは今後の検証次第だが、上手く使えば
便利そうな機能だと感じた。

また、この機能以外にもデフォーマウェイトのインポート/エクスポートがメニューに
追加されているが、Helpにも未記載だったので詳細不明。
おそらく機能は名前の通りだと思う。



0 件のコメント:

コメントを投稿