一昨日からThe AreaサイトにてMaya2011用のBonusToolsの配布が始まったので、
さっそくインストールしてみた。
私は問題なく入れることが出来たが、内外問わずインストール失敗の報告がある様子。
最近のバージョンでは試していないがそもそもWindowsVista以降、
普通にインストール出来ない不具合があったのだが、それは改善されているのだろうか?
うまくインストールできなかったら、過去記事のインストール手順がおすすめだが、
成功しなかったとの報告もあり、この手順も完全ではないらしい。
Maya2011BonusToolsのダウンロードはこちらから
(ダウンロードにはThe Areaへのログインが必要です)
さて、今回のBonusToolsでの新機能はHelpによると、
"Auto Unwrap UVs Tool" というUV展開ツール1つだけ。
展開方法などを設定後、開くエッジを選択し実行するとUVが展開される。
各設定の内容をわかる範囲でメモ。(誤訳あるかもしれないので参考程度に)
【Auto Unwrap UVs Tool】
【UV Shell Creation】
[Uniform Face Method]・・・UVスペースでのUVの各フェイスを、同じサイズにする
[Proportional Face Method]・・・3D空間上のサイズに沿って、各フェイスをスケーリング
[Basic Unfold]・・・シンプルなアルゴリズムを用いてUVを展開する
[Advanced Unfold]・・・特定の軸を基準に、対称を考慮しつつ展開する
[Initial Projection]・・・ Advanced Unfold使用時のみアクティブになる。軸の指定。
【UV Shell Layout】
[Uniform Fit]・・・UVが0~1のUVスペース内で歪みのないレイアウトになる
[Stretch Fit]・・・UVが0~1のUVスペースに合うようスケーリングされたレイアウトになる
[Proportional Fit]・・・3D空間上でのサイズに基づいて、他の既存UVにサイズを合わせる
[None]・・・UVスペースでサイズを全く変更しないレイアウト
【Display Settings】
[Use Test Pattern Shader] チェッカーパターンのテスト用シェーダをアサインする
[Set Edge Color to Red] - 展開したUVのエッジを赤く表示する
[Isolate Select Object/Faces] - 選択されているオブジェクト・フェイスのみを表示する
以前サンプルで作ったうねったパイプでこの機能を試してみたが、綺麗な長方形にUV展開
された。人物モデルなどにどの程度有効かは今後の検証次第だが、上手く使えば
便利そうな機能だと感じた。
また、この機能以外にもデフォーマウェイトのインポート/エクスポートがメニューに
追加されているが、Helpにも未記載だったので詳細不明。
おそらく機能は名前の通りだと思う。
2010年5月7日金曜日
Maya2011 BonusTools 配布開始
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿