2010年7月1日木曜日

トーンマッピングの設定


mental rayを使用したレンダリングでトーンマッピングを用いる方法。
レンズシェーダを使って設定する。HDR環境でのレンダリングには特に重要。


1.レンダリングに使用するカメラのアトリビュートを開き、
 [mental ray]欄内、[Lens Shader]の接続ボタンをクリック

 




2.開いた[Create Render Node]ウインドウ内、
  [mentalray]→[Lenses]→[mia_exposure_photographic]をクリック。
 
 
 
 
3.カメラのアトリビュートに追加されたシェーダのタブで以下の設定を行う
 数値は実在のカメラと同じように設定する。
 括弧内は主に使用する数値。太字がだいたいの基準になる。
 
 [Film Iso]…フィルム感度  (暗<50,100,200,400,800,1600,3200>明)
 [Camera Shutter]…シャッター速度  (暗<40000~100~0.017>明)
 [F Number]…絞り値  (暗<1,1.4,2,2.8,4,5.6,8,11,16,22>明)
 

 
【サンプルシーン】

Light :directionalLight×1、Intensity:50000、他はデフォルト設定
Shader:mia_illum_phong
RenderQuality:Draft
 

 
 
 
※HDRを意識していないシーンでは、デフォルトの設定だと暗過ぎる事が多い。
 その場合、[Cm 2Factor]を1000~1500程度まで上げると調整しやすい。


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