mental-rayを用いた自然なボケあしの付いた影の作成。
通常のレイ・トレース・シャドウでは輪郭のはっきりした影が生成されるが、
エリアライトを用いる事で自然な影が表現できる。
1.[Create]→[Lights]→[Area Light]を選択し、エリアライトを作成。
作成したエリアライトの大きさ・方向などを調整する。
2.ライトのアトリビュートを開く。
[Shadows]の中にある[Raytrace Shadow Attributes]枠内の
[Use Ray Trace Shadows]にチェックを入れる。
ディレクショナルライトなど他のライトでは以上で設定完了だが、
エリアライトは他ライトと少し扱いが違うので、
これだけではノイズだらけの影が生成される。
[Shadow Rays]などを増やす事によって軽減は出来るが、解消はしない。
3.ライトのアトリビュート内[mental ray]を開き、[Area Light]枠内の
[Use Light Shape]にチェックを入れる。
その後ノイズが消えるまで[High Samples]の数値を上げる。
4.自然なボケを表現するため、ライトの減衰を変更する。
アトリビュート最上部[Area Light Attributes]内の
[Decay Rate]を[Quadratic]に変更し、[Intensity]の値を10~20倍する。
(Decay Rateを変更すると減衰量が増すため、強度も増して調整)
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